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落ちこぼれてエベレスト (集英社文庫)

落ちこぼれてエベレスト (集英社文庫)

落ちこぼれてエベレスト (集英社文庫)

作家
野口健
出版社
集英社
発売日
2003-01-17
ISBN
9784087475364
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落ちこぼれてエベレスト (集英社文庫) / 感想・レビュー

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さきん

現在、山岳清掃で活躍する野口氏の七大陸制覇に至るまでのエッセイ。シェルパの過酷な生活実態やアジアの衛生観念の低さ、ハーフの生い立ちとしての堅苦しさ、抜群の行動力と運で登山への準備を充実させるなどなど。興味深い話がたくさんあった。

2017/03/06

donboo

アルピニストの野口健さんの生い立ちから世界7大陸の最高峰を制覇し環境保護活動に至るまでのノンフィクション。娘が小学生の時に読書感想文の図書に選んだのが野口健の「あきらめないこと、それが冒険だ」で付箋を沢山付けて読んでいたことを思い出す。幾多の挫折を繰り返し諦めない姿勢に娘は感化されたようだ。「遠征に行かなければ金はない。行けば死ぬ」そんなシェルパに対する感謝の気持ちが心を打つ。

2016/08/19

koheinet608

野口氏は、ニッチを見つけるのが上手い。そのニッチに自分の全精力を傾ける。そして自分の中に問題意識を育んでいく。その幅、深さ、内容がその人の人生を決定づけるかもしれません。 出版された当時は、かなり新しい生き方でしたが、今では、この生き方が王道になりつつあるかもしれません。 必ず世界には、自分を受けいれてくれる世界がある。 そして、自分の中に、その「世界」はもうある。その世界を見つけるには、自分ができないことに挑戦し続ける。本書はそういうことを感じさせてくれます。

2018/03/24

ひじり☆

「あきらめないこと、それが冒険だ」が面白くて借りたのだが、これも面白くて一気読み。危険な山なんて、何故そこまでして登るのだろう…って私とは全く違う人生をたどるようでドキドキハラハラした。最後の手紙は圧巻。未来を作る子ども達に伝えたい。

2019/01/18

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

お金持ちの子だったからこそできたこと、ってとこは多々あるのでお金持ちの子でない人がこの人と同じことが出来るかどうかはわかりませんが、この方が乗りこえてこられたものは間違いなく血肉となっていて、それは人の心を動かすのに十二分な熱いものですね。やっぱお父さんが偉大。お父さんと植村直己という2人の偉大さがこの方を導いたのですよ。

2014/07/26

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