異形家の食卓 (集英社文庫)
異形家の食卓 (集英社文庫) / 感想・レビュー
アメマ
読了後僕は今、非常に清々しいとすら感じている。これ程までに突き抜けて下品で、クセが凄い悪のりグロテスク本に敬服してすらいるのだ。気持ち悪いと一言で片付けてはいけない。SFからホラーまでの要素が入り、ダジャレというエッセンスで味付けされた、なんとも人を食(喰)った見事な悪食本が完成されている。ここではとても書けないエゲつない描写がこれでもか!と徹底的に描かれている。もうホントごめんなさいである。エログロナンセンスの最高峰本は、1周回って最高な幸せ本である。☆4.5
2016/05/13
skellig@topsy-turvy
食と官能、グロ奇想に満ちた短篇集。常に笑いを絶やさない男の秘密、シェフの窮地を救った気味悪さの具現的生物、「異形家」の「大根」など、悪夢的料理のオンパレード。唯一「俊一と俊二」だけは人間と機械を巡る疑惑物語で、異色ながら好みで楽しかった。全体的にスラップスティックで無意味で、それゆえに恐ろしくもあるのだけど何だか笑ってしまう。少しだけお腹がすいてくる。
2013/08/27
こふく
表題作「異形家の食卓」3のゲテモノが面白い。エログロ、虫系がお好きな作家さん。途中だれてきたけど、後半の作品で持ち直して結果面白い一冊でした。
2024/07/08
carl
ギャググロナンセンス★★★
2016/10/31
鬼灯の金魚草
読友さんお勧め。久々のウエット&ハードグロ。素晴らしい!どれもこれも面白い。ニグ・ジュギぺ・グァが気になる〰。食べたくないけど、食べてみたくも…ある。
2016/04/21
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