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おいしいコーヒーのいれ方 (6) 遠い背中 (集英社文庫)

おいしいコーヒーのいれ方 (6) 遠い背中 (集英社文庫)

おいしいコーヒーのいれ方 (6) 遠い背中 (集英社文庫)

作家
村山由佳
志田 光郷
出版社
集英社
発売日
2004-06-18
ISBN
9784087477054
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おいしいコーヒーのいれ方 (6) 遠い背中 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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優愛

自立の為、一人暮らしを決めた勝利の引っ越しがメイン。絶対に親には頼らない、大学生とは思えない相変わらずの男っぷりに磨きがかかったような気がします。タイトルの「遠い背中」この離れて暮らすという決断が裏目に出ないか気になって仕方がありません。相手を想っての優しさ故に決断したことでも全てが正解とは限らないのが何時何時も難しい所なのです。結局はマスターの言う愛情と、甘えと、全幅の信頼。これらが恋愛の全てですよね。丁寧に綴られた心境だからこそ色々な思いが溢れ出す。そして不思議な程この作品に出てくる皆良い人ばかり。

2014/11/29

hisato

再読了です。勝利の引っ越しも無事進み、少しずつ物語が動き出しそうな感じですね。星野りつ子だけがまだ凝りみたいになってしまってますが、そのあたりもきっとゆっくり解決していくんだろうなぁとしみじみ...それにしても、丈の言動がだんだんと大人になっていってるのは気のせいではないんでしょうね。ゆっくりだけど、確実に時間が経っていっていることに気づけるのも楽しみの一つです。マスターの話も最後に書かれていますが、番外編的に一冊作ってほしいなぁ。カバーは由里子さんなのかな?背中で語れる、男前過ぎる。

2016/11/27

とら

本当にもうこの二人は…対応してるよなあ(笑)一方が元気になったら一方が元気じゃ無くなる…の繰り返し。まあそれくらいの上下が無いと面白く無いのかもしれないが、倦怠期に入るのかもしれないが、それでも本人達にとってはたまったもんじゃないだろうなあ…そんな全然進まない二人より(笑)も、後書きである。数学を学生の時に捨てると言う選択肢が先生公認で有り得るなんて…自分で選択したことが大事とか言ってるけれど!それでもやっぱり羨ましいよ村山さん!「人生あみだくじ」と言う言葉は、何だかんだ小説に生かされてるなあと思った。

2014/03/11

優希

またもや続きが気になる展開になってきましたね。花村の叔母夫婦の帰国のため、花村家を出る決意をしたショーリ。かれんとの秘密の恋は他人に明かせないために、ふたりきりになれる場所が欲しかった気持ちはよくわかります。今まで当たり前のように毎日一緒にいた2人が離れて暮らすことは必要なことであり、2人の恋をより深めるためにもやらなければならないことだったのでしょう。優しく大きな男にショーリは成長できるのでしょうか。2人の進展に目が離せません。マスターの知られざるエピソードも心あたたまるお話でした。

2014/07/16

えりこんぐ

シリーズ6巻目。ショーリが一人暮らしを始める。今回も進みそうで進まない2人の関係。若いのによく我慢してらっしゃる、、ショーリえらいな。かれんが美術教師という仕事に疑問を持ち始め..そこはもっと突っ込んで聞いてあげてー。たぶんすごく大事!【積読68】

2020/08/16

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