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恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50 (集英社文庫)

恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50 (集英社文庫)

恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50 (集英社文庫)

作家
佐藤真由美
出版社
集英社
発売日
2005-01-20
ISBN
9784087477764
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恋する歌音 こころに効く恋愛短歌50 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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❁かな❁

佐藤真由美さんの作品を読むのは3作目。仲良しのお気に入りさんに戴きました!待望の初エッセイ集♪古今の名歌50首と共に佐藤さんの新作短歌とエッセイを楽しむ事ができます♡私が読んだ佐藤真由美さん作品の中で一番お気に入り♪佐藤さんの短歌で気に入ったのは『本当にいいのかなんて聞かないで たった十二センチの距離から』『少年の心を持った人が好き 大人であるという前提で』『右耳が熱い 受話器の向こうから 今年最初の声が聴こえる』『忘れない 忘れられなかった日々も あなたがくれた大事な時間』etc…。素敵な作品でした♡

2014/06/01

Ikutan

読友さんにお借りしました。万葉集の時代から現代まで、選りすぐりの短歌と佐藤さん自身の切なくてリアルな新作短歌を合わせた100の恋の歌。佐藤さんの解説はとっても分かりやすい。百人一首で馴染みはありながらあまり知らなかった歌など勉強になりました。そしてユーモアのある人なんですね。ポロっと出た本音トークやピリッと斬った一言が面白い。『少年の心を持った人が好き 大人であるという前提で』が一番すきかな。不倫を詠んだ『略奪はしませんお借りするだけです 返すかはまだ決めていませんが』にはドキッ。

2015/04/28

紅香@本購入まであと9冊

万葉の時代から現代までの恋愛の名歌50首とその歌にまつわるエッセイ集。教科書の中の短歌は意味不明の言葉の羅列にしか思えなかった。だけど今、短歌に美しさを感じる。一瞬にして心を奪われてしまった。泣くなんて思いもしなかった。伝える情報網がなかった時代。現代より恋に情熱的で率直な気持ちを相手にぶっつけていた。狂おしいほどの痛みが31文字に込められている。ずっと昔から人は月を見て…花を見て…想いを募らせていた。今その想いが一杯詰まった同じ月を見てると思うと何だか心強い。読めば、きっと短歌を好きになる。そんな一冊。

2013/05/05

なつ

31文字という制限のあるなかで、こうも「恋」を凝縮できるのかと、もう、胸キュンです。わかる!と強く共感したり、ウムムと唸ってしまったり。昔も今も「恋心」は、一緒なのよね。男女の違いはあれども。エッセイもまた楽し。今昔の短歌集。

2014/10/17

美咲

むかし国語の教科書で出会ってからずっと好きな短歌を、本書で思わず見つけて嬉しくなりました。お気に入りの短歌に、短歌に合わせた佐藤さんの恋愛エッセイと、現代短歌。好きなもの尽くしで、大満足な一冊でした。現役の学生さんで、短歌が苦手って人がいるなら、是非佐藤さんの本を読んでほしいなー。時代が変わっても、誰かを好きになる気持ちや、恋故の喜びや苦悩は共通なもの。きっとぐっと身近に感じて、短歌や俳句を好きになるはずなのに!

2014/03/25

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