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異邦人 fusion (集英社文庫)

異邦人 fusion (集英社文庫)

異邦人 fusion (集英社文庫)

作家
西澤保彦
出版社
集英社
発売日
2005-01-20
ISBN
9784087477795
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異邦人 fusion (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

未解決の父が殺された数日前にタイムスリップした話。序盤はイマイチな感もあったが徐々に面白くなって楽しめた。

2016/06/08

Satomi

23年前にタイムスリップ~!!殺された父を救う事は出来るのか!?!?時間のループ、歴史を変えてしまうことで生じる矛盾、パラレルワールド…などなど。SF、タイムスリップものを読む上で必要な基礎情報を主人公が自ら対面する疑問とともに読者に解説してくれる。細かい設定も苦にならず謎解きも易しい。この手のジャンルの入門編として楽しめます♪

2016/07/24

papako

西澤保彦強化月間。良かった!突然父親が殺された過去にタイムスリップした主人公が、姉と父に向き合い、新たば未来を手に入れる。複雑な家族の関係もほぐしてみるとうまくいく。西澤作品にしては明るいラスト。初期の作品は最近の作品よりも幅が広いですね。ほろっとさせられて、楽しめました!

2015/10/08

ミーホ

大好き西澤さんのタイムスリップもの。無性に西澤本が読みたくなり、積読本の奥深い地層から発掘。正直、名著「七回死んだ男」には及ばないものの、主人公の飄々としてマイペースな立ち振る舞いがなんとなく著者を思わせる所がお気に入りポイント。実家に帰省しようと飛行機を降りると、そこは23年前…父が殺された夏の世界だった。そんな異世界に迷い込んだ主人公が、目的地までひたすら歩きながら、『こうしてる内に元に戻るかもしれない』と考えるシーンに共感。私も同じ思考w タイムパラドックスに対するルール決めがトリッキーで面白かった

2017/12/10

おうつき

著者お得意のSF要素(タイムスリップ)と、ジェンダー論的な要素を組み合わせたミステリー。タイムスリップして過去に戻った主人公が殺された父の真相を知ろうとする、という設定自体はシンプルというか散々見たことのあるものだが、タイムスリップの設定がトリッキーな事と、同性愛というテーマを盛り込む事で一風変わった読み口になっている。犯人は大して考えなくても分かってしまったが、さらっと読めてそこそこ満足。現代にも通ずるテーマで、最後はほっこりした気持ちになれるのも良い。

2020/02/04

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