ぼぎちん バブル純愛物語 (集英社文庫)
ぼぎちん バブル純愛物語 (集英社文庫) / 感想・レビュー
団塊シニア
バブル時代の女子大生と中年男の恋愛小説、小説としての山場をつかみにくい内容で読中、読後疲労感を覚える内容であった。
2015/03/01
ふじこ
1980年代の東京。女子大生の沙耶はバイト先の投資顧問会社で自分の倍ほども年齢が離れているぼぎちんと出会う。全てが軽薄で自分を満足させてくれない毎日から掬い上げてくれた中年男のぼぎちん。あぶく銭を得ては使い果たす生活を繰り返し、ぼぎちんは時代の波にのまれて怪しい事業へと手を染めていく。バブルという激動の時代を共に駆け抜けた2人。ずっと一緒にいることを誓った男女がだんだん壊れていく様は切なく儚い。若さと可愛らしさで見初められた沙耶が成金の奥様から脱皮していくラストは眩しくて少し悲しい。
2023/06/14
よっしー
★★★☆流星たちの宴とセットで読むと、より楽しめる。著者の若い時の赤裸々な物語っぽい。男と女の目線は違うなぁ。
2015/08/30
ありんこ
バブルの頃を思い出しました。小説というよりは、人の私生活を垣間見ているような。ちょっと食傷気味で、途中パラパラと飛ばしてしまいましたが、こんな風に日々過ごしている人もいたんだなあという感じです。
2019/08/13
たに
★3.5 白川道「流星たちの宴」の女性版、読みやすくはあるが非常に文章が拙い、日記の延長、おそらくこちらの方がより事実に近いのだろう
2014/05/01
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