ツチケンモモコラーゲン (集英社文庫)
ツチケンモモコラーゲン (集英社文庫) / 感想・レビュー
10$の恋
『ちびまる子ちゃん』の作家"さくらももこ" さんが亡くなってから6年かぁ…。でも偲んでばかりいても、ももこさんは喜ばない!だから今回は全力で楽しんだ😄♬共に人気エッセイストのももこさんと土屋先生、ポジティブとネガティブ、対極にいるふたりが自由奔放に話す対談集。『トムとジェリー』に例えると、土屋先生がトムでタジタジ、ももこさんがジェリーで余裕…みたいな😸🐭。生活や生き方についてズバズバ語る両人に、面白くも言葉の含蓄をヒシヒシ感じる。今までのももこさんのエッセイをもっと読みたくなっちゃったなー📚️✌️
2024/09/11
Y2K☮
初めて入った書店で発見。さくらさんはツチヤ師のエッセイを読んで「似ている」と思ったとか。多分自分の落とし方かな。ツチヤ師は実際以上に貧相に情けなく創り込み、さくらさんは屁理屈こねる系の面倒臭い空気を撒き散らす。どちらも彼らの本質。であると同時に確実にサービス精神のデフォルメが入ってる。「人間失格」が太宰治の自伝ではない様に。でも読者にとっては書かれたものがその人だから、完全な事実じゃなくても楽しめればいい。対談でもけなし過ぎず持ち上げ過ぎず。このバランスこそ大人の技。達人のユーモア。炎上する前に笑おうよ。
2018/09/23
りす子
何回めでしょう。たまに開きたくなる本です。しっかりしたさくらさんと、ダメダメなツチケンさん、な印象なのですが、そのふたりの掛け合いが面白いです。信頼し合っているからこそ言える言葉ってありますよね。そんな感じの本です。さくらさんの、無理をしない生き方に憧れます。同じ「さくらさんの家をツチケンさんが訪問した」という内容でも、お二人の書き方や取り上げ方が違っていて面白いと思いました。
2013/12/14
緋莢
『もものかんづめ』文庫に収録されたさくらももこと土屋賢二の対談。それがさらに拡大し、1冊の本になっています (途中で、さくらももこ、土屋賢二のエッセイが収録されています)。ツチヤ「さくらさんは離婚なさって、本当によかったってみんなの評判ですが(笑)」、ももこ「そうですか。そりゃ評判通りです(笑)」なんていうやり取りから 始まっていたり、ツチヤ「東大を出るより、さくらさんのように毎日明るく元気に過ごせるほうがいいですよ。」 (続く
2024/11/06
miho
図書館でみかけて懐かしくなって借りた。本人のエッセイより対談のほうがよりさくらももこさんの本質が浮き彫りになってるようで面白い。一見押されてるような土屋さんの力も大きいんだろうと思う。肩の力を抜きながらも自分の在り方について色々考えさせられる一冊。
2019/11/12
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