スクリーミング・ブルー (集英社文庫)
スクリーミング・ブルー (集英社文庫) / 感想・レビュー
Bugsy Malone
沖縄のリゾートで、小舟と共に珊瑚礁に沈められた、血液と内臓を抜かれた女性の死体が連続して発見される猟奇殺人事件が発生。捜査官・久義と心理 捜査官・夏目をが警視庁より派遣され沖縄に向かう。戦後の沖縄、現在の基地問題、土着信仰などを絡めながら、藤木稟さんらしいただのミステリーでは終わらない作品に仕上がっていました。
2015/04/13
きよみオレンジ
転換性障害と解離性障害という病気がある事。勉強になった。犯人がこういう病気だと事件解決は難しいだろう。犯人がアメリカの化学兵器の被害者でも、この殺人は惨いと思う。ギジムナーが出てくるとは思わなかった。何となくうれしい。最後がよくわからなかった。朝香が変えた別の奥伊部島なんだろうか?
2017/11/29
みっくん
新井素子さんの解説が、そのものズバリでした。 うーん、映像としては綺麗ですが、これを実際に映像化したらR22くらい? ミステリーとは呼びにくいけれど、伝奇物にしてはリアル過ぎ、ファンタジーと呼ぶには救いがなく、社会派と呼ぶには不条理。 こういった話もあると丸呑みするしかないんだろうな。 沖縄の基地問題がなくなって、こんな話が過去のものになるといいんですが。
2017/09/28
雨宮
この本のジャンルはどこに分類されるのかわからない。本格的なミステリーではない気もするが、かと言って伝奇物にしては人間が出過ぎている。
2013/09/04
chappysh
ぼちぼち読んでたけどあんまり面白くなかったなぁ。
2011/03/01
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