大阪弁の秘密 (集英社文庫)
大阪弁の秘密 (集英社文庫) / 感想・レビュー
saga
著者は、私が敬愛する杉浦日向子さんが呑々シリーズの大阪紀行で案内役を務めた。その縁で本書を購入。『通じない日本語』を読了したので読んでみた。若者の間で新たな大阪弁が生まれている。そこには単語の省略や、標準語との混交が見られ興味深い。また「せんでもいいわ」が「しんでもいいわ」へと自然に変化し、「死んでもいいわ」へと誤解される様は、まさに通じない日本語だった。桂米朝師匠や枝雀師匠の上方落語が好きで音源を探して聞いているので、古い大阪弁もすんなり理解できた。
2021/04/26
mr.lupin
わかぎ ゑふさんの著書二冊目読了。いやいや、今回もメッチャ楽しませてもらった。テレビを始めもちろん小説でも大阪弁の会話があるけど、改めてあ~こんな意味やったんやっと妙に納得できたりした。大阪弁は聞いていてもメッチャ心地良いな。やっぱテンポが良いからなんだろうか? 大阪弁の小説を読む人には是非ともお薦めしたい一冊。この先大阪人の心うちがようわかり、一味違った楽しみ方ができそう。☆☆☆☆☆
2020/10/02
も ち@病気療養入院中のためオヤスミしています。
大阪弁のバリエーションの豊富さに圧倒!同じ言葉でも相手やシチュエーションが違うとこんなにも意味が違ってくるのか!それにしても、わかぎさん、これだけよく大阪弁を掘り下げたなぁ。もうその努力だけで郷土愛に胸が熱くなる。大阪人の方はこれで、大阪弁のおさらいを。大阪人でない方はこれで、大阪人の言葉の中に隠された感情を読み取る勉強を。わかぎさんの大阪モノのエッセイ、いまのところハズレ無し。
2015/08/20
紫電改
おもろい本です!通勤電車で読むには最適ちゃうかな?大阪弁ってええなぁ〜やっぱし(^^)
2017/04/06
カニック
こちらも大阪人が読んでもおもろい!他府県の方が読んだらカルチャーショックでしょうねw
2014/07/29
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