夢一途 (集英社文庫)
夢一途 (集英社文庫) / 感想・レビュー
讃壽鐵朗
大学生時代からサユリストだったが、「天国の駅」を見て、あんな作品にまで何故出たのだろうと憤慨し悲しくなりそれきり殆ど出演作にはご無沙汰だった。 今度偶々本書を読んで、小百合がいかに苦労したかがよく分かって、60歳を過ぎて再びサユリストになる決心をした。 この本で、もう少し赤裸々に映画界への不満を書いて欲しかったとも感じた。
Zen-zen
吉永小百合がこれまで出演した映画・TV映画を駆け足で振り返る。日活時代以降の彼女がいかにつまらない作品に出続けているのかが改めてわかり、ちょっと哀しい。(ぼくは吉永小百合ファンではない。念為) 結局彼女は女優として、ドーンと役にぶち当たることができない人だったのだなぁ。栗原小巻でさえヌードになってるのに。
2010/12/11
黒猫のダンゴ
俳優という職業の労働条件が過酷な時代であった頃を過ごした女優の一人。そんな時代の回顧録のような内容。吉永小百合の映像と共に過ごして来た人なら興味深く読める一冊だろう。
2018/04/26
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