君に読んで欲しかった。 (集英社文庫)
君に読んで欲しかった。 (集英社文庫) / 感想・レビュー
CEJZ_
1P17行。1990年に出た単行本を改題し、1994年に刊行された文庫。エッセイ集、サンデー毎日に連載されていたもの。一話3ページくらいで短い。30代の秋元康。昔、たくさん本を出していたよなあ。希代の作詞家ながら、庶民的な感じもする。今は60代だが、さらに確固たる地位、富と名声を築いている。昔のハナシを読みたくて、30年前の時代感にひたった。解説は古舘伊知郎で、フルタチ節全開の解説?となっている。
2020/07/05
Yossarian
手に負えないくらい酷い。あらゆる面で下手糞以下なのだが、何より書き手の立場や視点が一貫できていないのが酷すぎる。作文作法を学びなおした方がよい。
真
正直、古いなぁというのが第一の感想でした。読んでいて私が知っている社会ではないと強く思いました。発行年を見てみると、1994年。私が3才のころに書かれた本かと思うと、この違和感も妥当なような気がします。しかし、秋元さんが作中に使われた「淋しい時代」という言葉は現在にも通じるものがあるような気がします。この本で取り上げられている、社会現象は確かに古いのかもしれませんが、根本に流れている、社会風潮はあまり変わっていないのではないかなぁと感じました。
2013/07/04
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