怪物の友 モンスター博物館 (荒俣宏コレクション) (集英社文庫)
怪物の友 モンスター博物館 (荒俣宏コレクション) (集英社文庫) / 感想・レビュー
ヴェルナーの日記
さすがは著者荒俣 宏氏。古今東西のキワモノの薀蓄に関して天下一品だ。しかも、妖怪・怪物に関する数多くの文献も蒐集し、物品も所持しているのいわれているから、まさに脱帽といえる。以前、どこかしらのTVで放映されていたが、人魚と河童の特集に出演しておられたが、これらについて、もはや第一人者の域に到達し、鉄人の名をほしいままにしていると思う。さらに凄いのは、ただも好きものにしているだけでなく、動物学的に分析しているところが、恐れ入ったと感じた。ここまでくると文句のつけようがない。
2015/05/10
∃.狂茶党
怪物のカタログと、怪物をめぐる論的なものでできている。 正直同じものを扱うために、この本に限っても重複があるし、荒俣宏の本を他にも読んでいれば、お馴染みの話題を、幾つも読むことになる。 荒俣宏はほんとに怪物や妖怪が好きで、その根はホラー好きとは別の土台、怪奇と呼ばれる不思議の領域にある。 怪しいものはよく知られてしまうと消え失せてしまう。 そういった難しさを知りつつも、本書は怪しいものたちの世界を案内してくれます。
2022/10/18
miroku
荒俣センセイ・・・博覧強記にして考察力も瞠目に値する。この頭脳は凄い!・・・顔は変だけど・・・。
2012/02/19
記憶喪失した男
大学時代に読んだ本を登録。もう二十年前。非常に面白かった幻獣の本だった。内容や面白さの程度は忘れてしまった。
2017/04/12
ほしけも
知ってるモンスターも、これに書かれてる事は全然知らないことばっかりなので驚く。
2015/05/11
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