神秘学マニア (荒俣宏コレクション) (集英社文庫)
神秘学マニア (荒俣宏コレクション) (集英社文庫) / 感想・レビュー
トムトム
荒俣さんの文章は、全然頭に入ってこないところから面白いところまでの振れ幅が大きい!つまらないからと言って読み飛ばすと面白い所を見逃してしまいそうで、ちゃんと全部読む。そして、この本は最初と後半が面白かったです。紀元前から現在まで、人間の脳みそは科学とオカルトを切り離せずに過ごしているようだ。
2020/11/01
たかぴ
世界中の神秘を学問としてまとめていただき、ありがとうございました。このような博学が生きた帝都物語は面白いです。
2021/11/26
usanosuke
書棚に積まれたままになっていて、ふと読み始めたが、本書は神秘学を学術的に論じたものではなくて、むしろ著者のオカルト研究をまとめたものなので、肩の力を抜いて気軽に読める。冒頭から、イギリスの幽霊屋敷騒動や吸血鬼、ナチスは自民族が優秀な種族であるという信仰から超人願望を持ったオカルト帝国であるという話など、面白い話が続く。数の神秘の話も興味深い。人間も宇宙も数に支配されているというピュタゴラス教団の考え方は極秘に付されていたという。後半部分では、ティモシー・リアリーを取り上げ、当時のLSD文化が(続く)⇒
2019/05/12
いおむ
既読済みです。
2018/02/10
バーベナ
『数』についての考察が凄い。『数秘学』に興味があるのだけれど、20年も前に、すでにこんなに面白い本があったなんて。もう、荒俣さん大好き。
2015/06/13
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