漫画と人生 (集英社文庫 あ 14-10 荒俣宏コレクション)
漫画と人生 (集英社文庫 あ 14-10 荒俣宏コレクション) / 感想・レビュー
込宮宴
巻頭には荒俣先生作のSF少女漫画、巻末には楳図先生との対談。その他、SF論、手塚論、水木論、等を掲載。かつて少女漫画家を目指していたという荒俣先生ならではの少女漫画論考は一読の価値アリ。
2012/06/27
くらーく
荒俣さんって、漫画を描いていたとは知らなかった。まあ、黎明期を知っている人には面白いかも。少女マンガは読んでいなかったので。。。少女マンガと人生にしてくれると、たぶん読まなかった本。
2016/10/08
山像
荒俣宏とはどういう人物なのかよく知らなかったが、日本サブカルチャー勃興を見守ってきた広範(すぎる)な知識を持つ人という理解に至った。広すぎて何の人なのか余計分からなくなったような気もするが……。 漫画批評の核に、漫画というメディアは常に過去の表現のコピー(露悪的に言えばパクリ)を続けて進歩してきたという史観があり、この思想を体現した作品が巻頭に載っている(凄いんだけど、漫画として面白いかと聞かれるとあんまり……)。 何にせよ批評理論としてはこのデジタル時代に於いても意義と新しさを失っていないと思った。
2015/04/27
冬至楼均
漫画を書こうとして、結局別の方向へ行ってしまった著者。荒俣宏が少女漫画を書いていたら、自分とは接点が無かっただろう。
2013/10/25
小林ミノリ
漫画に関するエッセイ、解説等の集成、荒俣先生の漫画が読めるのはこの文庫だけ!!たぶん。
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