夢町の眠り猫 (集英社文庫)
夢町の眠り猫 (集英社文庫) / 感想・レビュー
ちょん
とても古い短編集。もともと少女向け小説の作者さんなのかな?何か毒気のない優しいお話が多い中、表題作だけはちょっと物悲しい雰囲気漂いました。本屋さんを舞台に繰り広げられるハッピーエンドの少女マンガのようなお話たち。嫌味な感じがなくて心が洗われます(笑)
2021/01/01
なるときんとき
本屋が関わる短編12編。『集英社コミュニケーション』という書店向け小冊子に連載されたもの。「ちょっとしたサンタクロース」は花井さんのお父様だと思ったらお父様の亡くなった時に書かれたものなのか。サクッと読めてほんのり温かい気持ちになれる。一人称の文体が軽いとか94年発行で感覚が古いとかあるけど。
2017/03/19
葉子
図書館から。本屋という共通のキーワードを使った短編集。本と本屋がさりげなく作品の中に組み込まれていて面白かった。
2010/12/26
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