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怪異投込寺 (集英社文庫)

怪異投込寺 (集英社文庫)

怪異投込寺 (集英社文庫)

作家
山田風太郎
出版社
集英社
発売日
1994-12-15
ISBN
9784087482584
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怪異投込寺 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

本作の表紙は、絵筆を口にくわえている老人だ。 彼の目は、「ぎょろっとした」という表現がまさにぴったり。頬の皮膚は、蛇のうろこのように、かさかさだ。 老人の右上には卒塔婆、右下には、きつい目の美女。 妖しく、そして、怪しい絵。 まさに山田風太郎の世界。老人の名は、鴉爺い。廓で死人が出る度に、必ず現れるという。不吉な予兆を感じて皆は蔑むが、廓の人気花魁・薫だけは彼に笑顔で声をかける。蛸との交合という、イザベル・アジャーニの「ポゼッション」を先取りした枕絵を書こうとする北斎の写生を覗き見していても、咎めない。

2003/06/23

どらんかー

どの話もめちゃくちゃ面白い。

2022/06/18

ペペロニ

粒揃いの短編集。特に表題作はミステリーとして読んでも面白い。やはり風太郎作品の容赦の無さは最高だ。

2016/09/25

Quadrophenia

途中で落ちはわかったけど、それでも「芍薬屋夫人」のおぞましさと胸糞悪さはすさまじい。表題作「怪異投込寺」の北斎、「地獄太夫」の一休など、実在人物の描き方はよかった。

2015/01/19

KBS

何らかの形で廓が関わる作品が多い。収録された中では「踏絵の軍師」が良かった。

2011/07/14

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