KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

平成トム・ソーヤー (集英社文庫)

平成トム・ソーヤー (集英社文庫)

平成トム・ソーヤー (集英社文庫)

作家
原田宗典
出版社
集英社
発売日
1998-02-20
ISBN
9784087484748
amazonで購入する

平成トム・ソーヤー (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️⭐️原田さんは13冊目。25年程前の作品でした。いつもの爆笑系エッセイではなくて、マジメに小説に取り組んだ作品で、かなりレベルの高い良書でありました。やはり基本的に力のある人ですね。グイグイと作品の世界に惹き込まれてあっという間に読み終わっていました。少し気になったのはアウトローの世界が当たり前に中心である事と主な登場人物誰もが家庭環境が壊れてしまっている点でした。若い人特有の自己完結型のお話なので若さはあるが、救いは余りないお話かなと思えました。

2016/09/08

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

*阿呆冒険小説*ヤクザが手に入れた大学入試の問題をスリ取れッ!――迫る受験がピンチになってしまった彼らは…なんと驚異的なスリの才能を持つ、高校生ノムラノブオにトンデモない秘策を持ちかけた…。そんな上手い話があるのか?はたして、彼らの運命や如何に!?――アホな切り出しから…物語が始まったと思いきや…。あれ?あれれ?と、思う内に意外にも、物語はワルい大人たちを痛快に懲らしめるドキドキ・ハラハラの冒険小説に!ボケ~…と、頭の中を楽にして楽しめる。バカバカしくも、スリル満点な良書!

2013/12/21

美登利

トム・ソーヤと聞けば冒険物だろうと想像はついていましたが、まさかこんな風にハラハラドキドキだとは。だから、平成が付いてる訳です、いつものエッセイから受ける原田節のバカバカしさはどこにもなくて、スリル満点な仕上がり。ずっとほのぼの系の小説なんだと思っていたので、良い意味で裏切られた感じがします。複雑に絡み合ってる登場人物でもないし伏線を引いてあるだのの難しさもないので、大変分かりやすい話でした。

2013/09/24

ヒロユキ

学校を早退して新宿まで映画を観に行ったりアルバイトに精を出したりと学校外では、それなりに充実した生活を送っていた俺だが、勉学に勤しんだり部活動に打ち込んだりもしなかったためか、学校内ではあまり友人もできなかった…。そんな高校生活でも、好きな本や映画を勧めあえるクラスメイトがいた。この本を勧めてくれたのはそんな数少ない、そして今でも本や映画を勧めあうことのできる貴重で大切な友人だ。感謝!

2013/11/23

ココロココ

2016.6.6読了原田マハのお兄さんということを初めて知った。選書ごっこの中の1冊。絶対に手に取ることがなかったであろう本。高校生の掏摸の話だった。すごく面白かった。途中の展開に驚き、思わず叫んでしまった。

2016/06/06

感想・レビューをもっと見る