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ガダラの豚 1 (集英社文庫)

ガダラの豚 1 (集英社文庫)

ガダラの豚 1 (集英社文庫)

作家
中島らも
出版社
集英社
発売日
1996-05-17
ISBN
9784087484809
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ガダラの豚 1 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ehirano1

これひょっとしてアル中教授の娘が実は・・・とかいう転換になっていくのでしょうか? なんかそんな気配が感じられますが・・・・・しかしそうするとあのプロローグは一体何を示唆するものなのでしょうか?心玉導師の事だけではないと思うのですが・・・・・次巻を読み進めます。

2017/07/09

nuit@積読消化中

3巻分冊による1巻目。超能力、奇術、新興宗教、ヤクザとネタ満載な上に、民俗学者でアル中の主人公、神経を病んで新興宗教にハマるその妻、超能力のトリックを暴きまくる奇術師、無茶苦茶強いTVプロデューサー、エロい精神科女医など登場する人物たちも個性があって面白い。コミカルな昭和なノリがまた素晴らしい。ずっと積読しててごめんなさい。もっと早く読んでいれば(苦笑)!このまま2巻目でアフリカへ旅立ちます!

2017/10/01

ナルピーチ

第一部の舞台は日本。大学教授であり、民族学学者の“大生部”を中心とした物語。テレビ番組の出演を切っ掛けに知り合った“ミスター・ミラクル”と共に詐欺まがいの新興宗教の教祖を壊滅へと追い込んでいく事に…。主人公の大生部教授をはじめとした個性的なキャラ達の立ち回りがとてもコミカルで読んでてとても面白い!個人的にはルイ先生推し。あのカウンセリングは男なら必ず受けてみたくなっちゃうでしょう!第一部はまだまだ序章に過ぎない。舞台をケニアへと移す第二部。どんな展開が待ち受けるのか!?ワクワクが止まらない!

2024/01/08

ALATA

お薦め本。襖を開けると心玉尊師が空中に浮かんでいた。呪術研究家の大生部教授が遭遇する不思議な現象の数々。娘を亡くした逸美に忍び寄る新興宗教の黒い罠、自我を破壊する洗脳のテクニックに驚嘆するばかり。そして、ミラクルによる超能力あばき、種明かしは映画「TRICK」のようで面白く爽快でした。★5※スプーンまげはパフォーマンス。ユリ・ゲラーもフーディー真っ青だ。女の子の興味を惹きつける道具って、・・・※※ガダラの豚はマタイの福音書の一説らしい・・・「くみなたと」とは、次巻へ

2024/09/22

藤月はな(灯れ松明の火)

子供の頃は余りの分厚さに怯んで読めなかった本。読んでみたらプッと笑えて面白いじゃないの!最初にコテコテ関西弁な隆心老師に笑い、真面目で融通が効かなすぎる恵心さんに苦笑していたら、中々、直感的にも「これは不穏や・・・」としか思えない空気に。しかし、TV番組局の人選やゴリ押しオファーなどのえげつない内幕を暴露しすぎ!アル中の大生部の頼り無さに「大丈夫かないな、この人・・・」と思わずにいられない。修君がええ子や・・・。似非超能力者暴き、ミラクル氏の手品のトリックと同時に「賢い人ほど、騙される」発言は中々、意味深

2017/08/08

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