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ガダラの豚 2 (集英社文庫)

ガダラの豚 2 (集英社文庫)

ガダラの豚 2 (集英社文庫)

作家
中島らも
出版社
集英社
発売日
1996-05-17
ISBN
9784087484816
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ガダラの豚 2 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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nuit@積読消化中

2巻の舞台はアフリカ!中盤まではポレポレなアフリカをしばし旅の目的を忘れてゆるりと…しかし、ブンゴマから目的のクミナタトゥに入るあたりからは前半のポレポレ気分もどこへやら、バキリの登場からはもう巻末まで一気読みです。この呪術合戦、実際にありそうだから怖い!(現地では実際にあるんだろうなぁ)とにかく、最終巻を早く読まねば!

2017/10/04

ehirano1

心玉導師の新興宗教とバキリの呪術の運営の構図は同じですし、やっていることもほぼ同じです。心玉導師の信者はバキリのキジーツに該当するのでしょう。また、イエズス会も同様であると著者は暗に示唆しているようにも見受けられました。さて、I巻では心玉導師vs.主人公達、II巻ではバキリvs.主人公達でした。どちらも完全決着は付いていません。最終巻でどうなるか。目が離せなくなってきました。

2017/07/09

ナルピーチ

テレビの特番撮影の為にケニアへとやってきた大生部達。目指すは大呪術師バキリが住むクミナタトゥ村。そこでバキリに出会う事ができたのだが、新たなトラブルに巻き込まれる事になる…。第二部になっても引き続き面白い!舞台をアフリカ大陸へ移し、序盤は大生部御一行の珍道中を楽しみながら、そのワールドワイドな世界観によって広大なサバンナの情景や生息する動物達の模様が自然と目に浮かぶ。そして後半は一気にスリリングな展開へ!様々な問題を抱えてこの先どうなる!?第三部も楽しみでしょうがない!

2024/01/09

ALATA

Vの企画でアフリカへ向かう大生部ファミリー。ロケの過酷さに加え死生観と同居する民俗学的因習、呪術の数々に圧倒された。癒し、ヒーリング、病い、作物の枯渇、天地の災い、呪いを解く、すべての現象には理由がある。失ったものを探す旅は後半一気に加速してハラハラしました。それにしても強力な呪術者バキリと「バナナのキジーツ」の正体に驚愕★5※コテコテの大阪弁を話す通訳ムアンギがいいキャラクターで、ケニアの常識「像を冷蔵庫に入れる三つの条件」にはニンマリ。

2024/09/25

ヒロ

1とはまた違うホラーみたいな展開があり、と思えばまさかの驚きがありと楽しませてもらいました。アフリカの呪術師というのはかなり社会の中で重要な役割を担っていて、それがよく分かる描写が沢山ありました。ホントにいつどこで呪われるか分からないというのが恐ろしすぎますし、レベルが高ければすぐに殺されるような事もよくあるのは日本と違いすぎて、やっぱり未知の世界がずっと広がってるんだろうなと思いました。また次も気になるので読んでいきます。

2024/11/12

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