音の晩餐 (集英社文庫)
音の晩餐 (集英社文庫) / 感想・レビュー
やっさん
またもリンボウ先生のエッセイ。「ぐつぐつ」とか「がさがさ」とか、擬音語ごとにほとんどが食に関するエッセイと、文庫版刊行にあたり、それに関連する料理のレシビ付き。例によってレベルの高い文章を嫌みなく、肩の凝らない筆致で読ませてくれ、レシピの方はお手軽なものからとても手の込んだものまで掲載されている。「一人暮らししてたらこんなのは作ってみようと思ったかもしれないな」という小品が数点。下戸なのにおつまみにも良さそうなものもあるんだなぁ。それにしても文才に料理の才能、挿絵も自分で書いているし本当に多彩な方です
2009/03/27
ひより
音をタイトルにしたエッセイも珍しい。 この著者の名前はずいぶん前から知っていたけど、本は1冊読んだことがあるだけ。 なので、ほとんど何の前知識もなしで読んだ。 なかなか食に関する知識が多い&深い方なんだなぁ。自身で料理もかなりなさるようだし。 イギリスにおられたようで、その話題やレシピもたくさん出てくる。 イギリスの食べものはいまいち…って感じだったけど、なんのなんの。 (とは言え、私の口には合わなそうだったけど(笑)) 内容もなかなか楽しめたし、語り口も良かった。
2005/11/17
みこと
音楽の話かと思いき、美味しいエッセイ&レシピ集だった。色々食べてみたい!
2014/05/19
moJica
ふわふわのオムレツ、さっくりしたショートブレッド、ほくほくの焼きリンゴ。オノマトペを題材にしたレシピとエッセイ。ジャンルは和洋中と幅広い。エッセイの中で食事処の完全禁煙を提唱していて、先見の明があるなぁと思った。
bunca
オノマトペをタイトルにした料理にまつわるエッセイ&レシピ集。 食感は擬音を使うと美味しそうに感じますね。 「あんこまパン」ぜひどなたかに試してもらいたいレシピでした。
2011/10/07
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