函館物語 (集英社文庫)
函館物語 (集英社文庫) / 感想・レビュー
nemuro
段ボール箱「本・函館」からの発掘。ブログ内を検索。「2009年7月『棒二森屋アネックス』5階『くまざわ書店函館店』(惜しくも今年1月31日に閉店)での購入」。1996年、36歳の辻仁成。中学・高校時代、4年間を過ごした函館でカメラとノートを携えて歩いた一週間。ガイドブック風の本。文章の他「写真・聞き手・写真コメント」と忙しい著者である。元函館人として懐かしく堪能。実は函館には約4か月しか滞在しなかった(札幌・小樽・釧路を合わせても1年に満たない)石川啄木に関する公開対談「啄木の墓がある町」が興味深かった。
2022/10/06
たろいも
90年代北海道函館のローカル観光の説明。誰も行かないような、それでも函館の魅力的なスポットを説明。散歩の手引きとしてカラー写真も掲載、わかりやすい。新幹線開通だったか、どんどん発展するけど古い建造物はなくなるんだろかね。
2016/03/29
ぽんくまそ
「私だけが持っているハコダテという異空間」・・・有名でない古いダム公園にわざわざ行っていて、さすが、と思った。ダムは嫌いだが、あそこは別、ぼくは、巨大芸術が自然の中にあるような威圧を受けた。辻仁成氏も、そうだったか。漁村地区の家の間に日が差して、間から入り江が見える乾いた感じの写真がいい。
2015/05/06
読み人知らず
今ひとつパッとしない函館ですが、少し行ってみたくなりました
2017/11/03
あや
函館の写真が美しい。地図が載っていない自分で歩いて函館を探す本。
2012/09/12
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