勘九郎ひとりがたり (集英社文庫)
勘九郎ひとりがたり (集英社文庫) / 感想・レビュー
佐島楓
いやこれは参りました。とても謙虚で、人に気を遣ってくださって、おまけにお話が面白い。ますます魅了されていくのがわかって、困ってしまいました。ただ私の今の年齢にならないと、この本を読んでも十八代目勘三郎さんの本当の魅力はまだわからなかったかなと感じ、かえすがえすも残念です。
2013/01/22
菜食主義@目覚めの刻!
全編、インタビューからの書き下ろしなんでしょうか。在りし日の勘三郎さんじゃなくって勘九郎さんのあの軽妙な語り口が蘇えります。若い頃にゃ、結構遊んでらしたようですが、芸に対する真摯さはさすがですね。ますます大好きになりました、が、残念だなあ、早すぎるよなあ・・・。
2013/04/02
みちゃこ@灯れ松明の火
前作『とばずがたり』と同様に喋り口調だった。面白い!というより楽しい。こんなに歌舞伎が面白いなんて!今まで損してたと思う。祖父が歌舞伎が好きだった。一緒に行っていろんな話を聞きたかった。今からでも歌舞伎を観に行きたいって改めて思う。
2010/11/20
こーこ
とはずがたりに続き。歌舞伎熱が冷めやらない。
2016/09/11
aizum
2012年12月25日第5刷、カバーの作者紹介には「2012年没。」と入っていてなんとも言えない気持ちになりました。語り口調で書かれているので、勘三郎さんのあの声で話しかけられているようです。
2012/12/30
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