KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ホテル・ルージュ (集英社文庫)

ホテル・ルージュ (集英社文庫)

ホテル・ルージュ (集英社文庫)

作家
山崎洋子
出版社
集英社
発売日
1997-04-16
ISBN
9784087486025
amazonで購入する Kindle版を購入する

ホテル・ルージュ (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

星落秋風五丈原

パリ—サンジェルマンの裏通りに、ひっそりと佇むホテル・ルージュ。「毎年5月のこの日、ここで待っている」と言った彼が、もしかしたら…。愛のさめた8歳年下の裕二とパリに来た衿子。彼女の胸に切ない想いがこみ上げて—。瀟洒な都会のホテルを舞台に、男と女の愛の結末を描くホラー・ミステリー集。

1997/05/01

cithara

以前から落田洋子氏の絵が好きなので、本書は無条件で買ってしまった。山崎洋子氏の作品は過去に何作か読んだことがある。作風はなんとなく小池真理子氏に似ているかなとは思うけれど、小池氏の世界よりエキゾチック。目次をざっと見て「人魚」や「ホテル」など私の好きなアイテムが並んでいたので期待をふくらましつつ読了。人間心理よりも風景や小物の描写が印象的だった。たいていの作品がほろ苦い結末を迎えるのだが決して暗くならない。『ホテル・ルージュ』と『孤独な妖精』がお気に入り。ホテル・ルージュは実際のモデルがあるのだろうか?

2015/06/13

RENO

2000年9月

感想・レビューをもっと見る