さもなくば 友を (集英社文庫)
さもなくば 友を (集英社文庫) / 感想・レビュー
MIKETOM
あとがきにフランス任侠小説と書いてあった。なるほど、わかりやすい。任侠は日本の専売特許のように思えるけど、どこの国にだって男と男の固い絆で結ばれた仲間ってのがいるのは当然のこと。まして戦友ならばなおさらのこと。本書は、人は大量に殺すし宝石は盗むしで決して正しい生き方をしているわけではないのだけど、でもなんかこの生き方を肯定したくなる魅力がある。要塞のようなカジノの奥の金庫に眠っている黄金の仏像を強奪。しかし大切な人を連れ去られ取り戻すために仲間が次々に犠牲になっていく。裏切り者の粛清の場面も→
2024/10/03
竜
こうしたギャングものとしては標準的なストーリーかもしれないけど、昔好きで良く読んだジャンルだけに懐かしく楽しく読めた。
2014/09/02
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