商神の教え 荒俣宏コレクション2 ビジネス裏極意 (荒俣宏コレクション2) (集英社文庫)
商神の教え 荒俣宏コレクション2 ビジネス裏極意 (荒俣宏コレクション2) (集英社文庫) / 感想・レビュー
NezMozz
この国の伝統、風習、格式、それらを連綿と伝え継いできた「継承者」は、小売や卸、流通といった商人たちである、というのが私の持論なのですが、もうね、これ読んでアラマタ氏にお墨付きもらった気分になっちゃったよ!商売には色気がなければいけない、商いごとも芸のうち、まさにその思想が、ちょっとしたゲン担ぎを信仰や伝統にまで高めていった原動力だと思う。少し古い本なので消えた企業もありそうだが、今も権勢を誇る老舗企業もある。現実の現代の、一見神も仏も死んだかに見えるドライな消費社会の裏側にも商神の含み笑いは今も生きている
2016/01/24
小林ミノリ
荒俣氏がつづる一風変わったビジネスの極意、ここで紹介された企業がいったいどれだけ生き残っているのかと、検証するのもまた一興。
プルテウス
生き残っている企業はどれだけある?20年前に書かれた、栄枯盛衰のビジネス学としても読める。どのメーカーの缶コーヒーも(株)ニッセーが製造しているのは驚いた。どんなに詳しい業界地図にも載っていないニッチな中小企業をここで知るとは思わなかった。荒俣宏の好奇心おそるべし。
2012/12/22
非日常口
相も変わらず、変なことを特集し続けたものだ、と思いつつ、ついつい手が伸びるのが荒俣宏の本ww
2012/11/23
MIRACLE
雑誌『BRUTUS』の連載記事「ビジネス裏極意」の書籍化。
2012/03/20
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