ブックライフ自由自在 荒俣宏コレクション2 本の愛し方 人生の癒し方 (荒俣宏コレクション2) (集英社文庫)
ブックライフ自由自在 荒俣宏コレクション2 本の愛し方 人生の癒し方 (荒俣宏コレクション2) (集英社文庫)
- 作家
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 1997-10-17
- ISBN
- 9784087486575
ブックライフ自由自在 荒俣宏コレクション2 本の愛し方 人生の癒し方 (荒俣宏コレクション2) (集英社文庫) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
荒俣宏が今の私くらいの年齢(30代後半〜40代前半)の頃(昭和末〜平成初頭、『帝都物語』で世に出た頃)の、古本を中心とした生活記録と蘊蓄が第1章(表題作)。有名な平凡社に寝泊まりした伝説の実際が書いてある。荒俣宏は1947年生まれなので、今年2014年現在もう67歳なのか…。自分もあっという間に高齢者になるのだろうかと思うと切なくなる。本の話はもちろん好きな私だが、高価な洋書の稀覯本の話題が多いので、私程度の本好きの読書意欲が湧く話題はあまり無い。サラ金で借金して本を買っていたのだなぁ。
2014/05/30
すけきよ
ちょうど博物学の西洋古書を集められていた時で、オークションや目録買いの様子が延々と書かれている。20年前の話だから、今はまた全然情況が違うんだろうけど、本好きならひじょうに楽しめると思う。自分の古本蒐集とは全く比較にならないけど、それでも、見習ったり、にんまりする所多々あり。
2004/09/05
冬至楼均
楽しそう。
2014/08/27
yo27529
久しぶりの荒俣本。しかも均一本の箱の中から拾いだし、嬉々として家にかえったらすでに購買済みでした。文庫じゃなく最初の版が欲しくなりました。伝説の平凡社住み込み時代が目の前に浮かんでくる時期の収書話。桁外れで面白いです。
2013/11/11
小林ミノリ
とある特殊な古書に魅せられた、痴人の愛、信仰の告白、その魔道に堕ちたもの達へのレクイエム、古書を愛しつつ人生をも愛する冴えたやりかた。
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