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幸福は幸福を呼ぶ (集英社文庫)

幸福は幸福を呼ぶ (集英社文庫)

幸福は幸福を呼ぶ (集英社文庫)

作家
宇野千代
出版社
集英社
発売日
1997-10-17
ISBN
9784087487015
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幸福は幸福を呼ぶ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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nao1

健康話を読みたかったので再読。最初に読んだ印象とぜんぜん違って、宇野千代ってのは行動力の人なんだなあと思った。その行動力が行き過ぎの感もある。暴れ馬を心中に飼っているような人なのでは?おしゃれでポジティブなようで、抱えるものは多い人なのだろう。例えば、田辺聖子は大阪の人だからかもしれないけど、もっとやわらかに気楽なんです。今度は向田邦子を読みたくなった。女流作家が何を考えているのかに興味あるんで!

2015/10/28

kaoriction@感想は気まぐれに

ありふれた毎日。特別なことなど何もなくて、生産性のあることも、建設的なことにも無関係な、半ば惰性的な毎日。そんな毎日に足踏み状態になると、宇野千代のエッセイを開く。全七章、六十の項目を眺め読むだけでも、そんな何もないありふれた毎日に俄然、色が付き始める。「つながる。毎日つながる。蟻のように遅々とした歩みであっても、それはつながり、重なる」。バカでも何でもいいんだ。私は私のありふれた毎日を真剣に愉しんで生きれば。老いてなお、生きる力、恋も仕事も諦めず遅々としながらでも歩く。ありふれた毎日の大切さを知る。

2013/04/26

まっきー☆

図書館本。 初めて宇野さんの本を読んだけど・・・一番驚いたのは、『私と同じことを思っていた人がいた!!』ということ。しかも、私が物心付くずっと前から。 思わず、ギョッとした文章も多かった。しかし、とても耳が痛い言葉も・・・それは、自覚していることだからこそ、グサッと刺さって、とてもイタかった。 そろそろ返却時期だけれど、いつか手元に置くために買いたいな~と思った一冊。

2017/02/22

とっく

隙間時間にちびちびと読み進めて読了。宇野千代さんは心の在り方が豊かな人。気持ちの持ちよう次第で自分を幸せにも不幸にも変えられることを知っていて、行動をしていた。見習いたいものです。

2016/01/28

しろ

宇野千代さんはいつでも軽やかに歩いてちょっとしたことで大きな声で笑うイメージの人だ。 陰鬱に染まりがちな私の中にいつだって花を咲かせてくれる。自身が言うように宇野千代は「花咲か婆さん」なんだと思う。クヨクヨするなんて誰でもできる幸福に生きるには「念力」が必要だ。幸福の天才と思うが、やはりそれだって才能の上に胡座をかいてるわけでなくて、不断の努力が叶えたことだと感じる。やはり宇野さんは幸福の「工夫と努力」の人なんだと思った。

2018/04/04

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