能は生きている (集英社文庫)
能は生きている (集英社文庫) / 感想・レビュー
青嵐
林望先生が現代の我々にもわかりやすく能を解説してくれる入門書。 十二の演目を取りあげ、その背景にあるものをわかりやすく語ってくれています。古典に興味が少しでもあれば、面白く読め、更に能を見に行こうかしら？と思うかも。
2001/03/17
qbmnk
能は小難しいものだと思っていたが、実際に謡と舞を短時間ながら体験してみて面白さに感動したのでこの本を読んだ。読みやすい林望さんの文章で有名な能の演目について現代的に説明されており面白かった。ただぼんやりと聞いたり見たりするだけでは分からない能の世界も、少しでも自分で体験してみて触れると興味は尽きない。いろいろな演目を観たくなったが、この本を読むとその前に背景となる文学作品を読んで勉強してからでないといけないのが分かった。豊かな能の世界への入口になる本だと思った。
2019/02/11
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