会津士魂 11 北越戦争 (集英社文庫)
会津士魂 11 北越戦争 (集英社文庫) / 感想・レビュー
東森久利斗
爽快、乾坤一擲な長岡城の奪還。官軍の帯ひろ裸の素足で命からがらの遁走、周章狼狽な醜態に胸がすく思い、快哉をあげる。新発田の内応。硝煙、炎、爆発音、血潮、雨、雨、雨、五感を刺激する臨場感。敗者の生きざま、言い訳を通して、近代日本が如何なる犠牲のうえに成立し、負債として現代に受け継がれているか。膨大な文献、史書を通してその実相に迫る。
2024/01/17
Takao Umetsu
長岡の河井継之助も亡くなり、西軍が中山峠を通り会津に入ってくる。
2016/10/09
ふとし
北越戦争に東軍は敗れ、河井継之助は不運な銃弾に倒れる。長岡が敗れ、いよいよ会津に戦火が及ぶ。白虎隊の話はもはや涙なしでは読んでいられない。戦争に駆り出される十代の少年たちというのは、あまりにも純粋にすぎる。
2013/01/26
k_n_a
戊辰戦争の長岡における推移が描かれる。河井継之助、山縣有朋など後世に名を残した人々も登場。
2023/11/13
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