机上の遭遇 (集英社文庫)
机上の遭遇 (集英社文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
これも先日読んだ小松さんのほかの方が書かれた本などについての解説文が中心となっています。江戸川乱歩からはじまり岡本太郎についての全集などの解説で終わっていますが、このなかで私が印象に残ったのは、大学でかなりの友人であった高橋和巳についての追悼文でした。高橋ががんであったというところを知らされるところから始まり大学時代などやその後の友好関係そして彼が逝くまでのところをかなりのページ数を割いて書かれています。作品はまるっきり異なるのに本当の友人であったというところがなにか不思議な感じでした。印象に残りました。
2019/04/15
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