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風に訊け (集英社文庫)

風に訊け (集英社文庫)

風に訊け (集英社文庫)

作家
開高健
出版社
集英社
発売日
1986-06-20
ISBN
9784087491128
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風に訊け (集英社文庫) / 感想・レビュー

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とびほびこび

下ネタや馬鹿馬鹿しい質問にも、時にまじめに、時に愉快に、時に軽快に、時に豪快に、時に痛烈に答えを導き出す事の出来る稀有な人物、開高健。恥ずかしながらこの本を紹介されるまで氏の事をあまり知らなかった自分にとっては立木氏の写真と共に重厚な彼の粋な生き様を少しでも身近に感じられる本に出逢えた気がします。数ある名言の中でも「私と原稿用紙との関係は一期一会である。」 今の時代だからこそ、余計にこの言葉に重みを感じるのです。

2015/01/04

イロハニ

《週刊プレイボーイ》に昭57年6月~ほぼ3年続いた人生相談を2巻本にした内の1冊目。稀に高尚のも有るが大概下ネタ的、直情的愚問が本巻で155問…これに作家がズッコケ解答する。だが試しに読み手がこの愚問の群れに同質に答えられようか?歯が立たぬしその当意即妙に感嘆した上に人生経験の質量と博覧強記の巨大さに打ちのめされる。デハこの巨匠に対していかにして歯が立つ様になれるのか?当時も同じ感慨を抱く青年がいた。その“快答”は『サンスターをライオンにかえてみたらどうや』…開高センセのスナップ写真も豊富。撮影は立木義浩

2022/12/11

オカピー

「闇の三部作」「オーパ。オーパ」「サントリーCM」、釣り、酒、たばこ、パイプこのイメージが強い。風に訊けは「週刊プレーボーイ」の人生相談の総集編みたいなものでしょうか。読んでた当時は、そういうコーナーがあったことが思い出せない位、、、昔のことかも。下ネタが多いけど、若者の悩みをズバズバ答えているところが爽快でした。

2023/08/06

Sunlight

開高健と言えばベトナム戦争。 開高健と言えばサントリー。 開高健と言えばオーパ! そんな開高健の悩める若者からの質問に答える雑誌のコーナーをまとめた1冊。 昭和の匂いがプンプン漂うが、やはり若者の悩みは令和の世も普遍的かな。 確か北方謙三が週プレで同じようなのやってたが、開高健が先?

2021/04/01

コジターレ

若者を中心とした読者からの質問に対する開高健の名回答集。おバカな質問がほとんどだが、博識で確固たる人生哲学を持っている人物が回答すると、こんなにもためになるものかと感心しながら読んだ。僕も人生哲学が滲み出るような会話をしたいなと思った。オトナの雑学を学びたい人にもオススメ。

2016/05/01

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