竹取物語・伊勢物語 (集英社文庫)
竹取物語・伊勢物語 (集英社文庫) / 感想・レビュー
優希
面白かったです。親しまれている二大古典を現代語訳したものになります。ユーモアのある語り口調で、物語を楽しく読むことができました。原文ではわかりにくかった世界観もおせいさんの現代語訳で生き生きと浮かび上がってきます。大筋を押さえるには丁度良い1冊だと思います。
2018/05/10
双海(ふたみ)
そういえばきちんと『伊勢物語』を読んだことがなかった・・・。古典の教科書に載っていなかった章段にも心惹かれるものがたくさん。
2015/02/22
syuntaro
【二つの日本文学の原典をわかりやすく描く】予備校時代に読んでいたおせいさんの古典文学翻訳本。本作はなかなか読めずにいたがおっさんになってやっと読めた。『竹取物語』については、『かぐや姫』の美しい印象はなくなった。求愛する男達はモデルとなる実在の貴族達がおり、彼らへの風刺・批判が見える。『伊勢物語』は在原業平の元服から死に至るまでの男の恋や友情・反逆の人生を描いた一代記である。業平は思っていたよりも人情に篤く、女性に愛される爽やかな紳士であったことがうかがえた。古典文学の2つの名作がわかりやすく読めた。
2019/05/01
モーリーン
再読。 田辺聖子訳は本当に面白い。 声出して笑うし唸る。 飯も食べごろ。
2018/06/04
shou
伊勢物語ってこんな話だったのか。あちこちで引用されている歌がたくさん出てくる。
2013/10/15
感想・レビューをもっと見る