現代文学の無視できない10人: つかこうへいインタビュー (集英社文庫 つ 8-2)
現代文学の無視できない10人: つかこうへいインタビュー (集英社文庫 つ 8-2) / 感想・レビュー
冨井 丸
★1.0一言で言えば、よく理解出来なかった。問い、に対しての答えがかなり曖昧だったり見当違いのような返しだったりその人の頭の中が独特過ぎて理解不能だったり、しかしながら、質問者はチンプンカンとか分からないとは決して言わずに、それどころかすっかり理解出来ているようで、ある種のプラシーボ的なイデオロギーの拡散効果ですね、とかなんとか言って、そうそう!、なんて盛り上がってる。よく理解出来るなあ、よく会話が続くなあ、とつくづく感心する。これまでいくつか対談本を読んだけど、どれもが会話に付いていけないことが多かった
2023/09/15
ぶっちゃん
もう30年近くも前の対談集なのですが、島尾敏雄さんの沖縄論にふむふむと思ったり、井上ひさしさんの戦争中の大臣の滑稽さと比較して若者のばかばかしい程のまじめさに、あぁ今の世の中見たら二人ともどう思うのだろう?と 大竹しのぶさんの若い今とはまた違うぽか~んさが愛おしかったり。 文学好きだけでなく、映画好きやエンターテイメント好きの方々なら読んで面白い一冊ではないでしょうか?
2017/07/02
葉芹
1985年の対談集中。 もう生きている人の方が少ない。 長嶋茂雄なんか巨人軍監督を解任された直後の頃。 阿佐田哲也、萩原健一、中上健二、みんな本音で尖っている。おそらくつかこうへいを前にすると生半可なインタビューにならないんだろうと想像した。
2011/08/17
tohoho
30年前の対談集だが、既に故人となりし才能者半数。インタビュアーのつかこうへいも故人となり、それぞれに鋭い個性を備えた面々がある。
2017/04/01
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