燃える秋 (集英社文庫)
燃える秋 (集英社文庫) / 感想・レビュー
なまふ
社会に出ても心に引っかかる事をやり過ごせない亜希。 仕事、初老の男性との愛のないのに切れない関係にも悩み、ふと旅した京都で運命を変える存在に出会う。 男女とか常識とか置いといて大事にしたい芯のような想い(信念)ってあるある。 でも、それを前に出して生きてくのは勇気がいるかな。
2015/07/28
okatake
昭和の恋愛小説。 いいなあ、この時代感・過ぎていく日々の流れ。 今まで、違和感を感じながら生きてきた主人公が、これからイランで見えてくるものは何だろうか。 ペルシア絨毯というひとつの出会いから始まった物語です。
2018/08/22
みはらし
Kindle unlimited。特に何か理由があって読み始めたわけではなかったが、ズンズン読んでしまった。ペルシャ絨毯のことは分からないけれども、何年もかけて作り出されるものには自然と思いや歴史が織り込まれるのだろう。古い作品なんだろうとは思っていたが、あとがきを読んで40年も前の作品だとは思わなかった。古めかしさは否めないけれども、いくつになっても自分を探したくなるものだなと思う。
2020/11/25
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