岬一郎の抵抗 1 (集英社文庫)
岬一郎の抵抗 1 (集英社文庫) / 感想・レビュー
小谷野敦
岬一郎という平凡な男が突如超能力を発揮し、悪いやつは即死、他人の心理を見抜き、ウソをつかせないようにできるようになるが、政府は危険人物と見なして処刑しようとする。全体に長すぎる感じがした。
2024/08/05
おがっぴ
一巻ずつ完結するのかと思いきや、ぜんぜん区切りの悪いところで、次巻にいくのね。 上中下巻のほうが分かりやすいね❗
2021/04/18
hiroy
「一」繋がり。えらい昔だが、後輩が「今まで読んだ中で一番面白かった本」と力説していた。ようやっと読めた。待たせたな石塚君(仮名)。序盤から中盤にかけて、とにかく事件の進み具合がじわじわ過ぎて読むのが苦痛。少しDQNの入った石塚に騙されたかと思いつつ、三冊も続く小説にうんざりしかけた頃、加速度的に面白くなってきた。切ない結末しか想像できないが、岬一郎が追い詰められていくだけなら読みたくないと思うほど肩入れしてしまった。とりあえず、次巻へ。
2012/04/22
らくだ
「読書会」で取り上げられていたので手に取りました。昔(20~30年前)の小説って文書がうまいというかリズミカル(落語みたい?)だと思う。超能力、新人類といったベタなテーマにガチで取り組んでいる。「庶民<役人<黒幕」って図式は昭和だなあ。(^^)
2010/11/15
ぺぱごじら
初めて読んだのは、毎日新聞夕刊。新聞連載の小説だったんです。そのせいか序盤は冗長気味な位、丁寧に描かれていますが、事が起こってからの加速は凄いですね。
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