猛き箱舟 1 (集英社文庫 ふ 7-1)
猛き箱舟 1 (集英社文庫 ふ 7-1) / 感想・レビュー
taku
内包する熱が伝わってくる。自分の中にある、いつの間にか燻ってしまったものが沸き上がってくる感覚。始まりであり、終わりでもある緊迫の雪山戦から、謎の男が辿ってきた過去が展開される。野望を抱きマグレブ地方へ。まだ幕開けでしかないのに、冒頭から緊張感が途切れない。30年ぐらい前に書かれた冒険小説だから人物が類型的で古さを感じてしまうけど、次巻以降さらに熱が高まってくれることを期待しよう。
2015/12/26
Marcel
冒頭の暗殺のくだりは緊迫した描写でドキドキしながら読んだ。話の本筋に入ってからは、主人公のキャラがふた昔前のテンプレなのが若干気になるが、楽しんで読んでる。次巻も期待。
2014/04/15
たーくん
22年振りに再読。非合法な活動をする「灰色熊」に合流する香坂。野望と絶望のその序章。
2014/11/20
りう
30年ぶりの再読ですが、名作は時の流れを感じさせません。あぁ、なんというやつなのだ!
2023/03/02
RISE
☆☆☆☆ 面白い
2014/10/05
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