仮借なき明日 (集英社文庫 さ 16-9)
仮借なき明日 (集英社文庫 さ 16-9) / 感想・レビュー
すばるM45
海外生産拠点の実態監査を任された原田亮平はフィリピンの片田舎の工場を訪れる。そこには高圧的な邦人管理者と脅える地元工員、利権に群がる役人と地元ヤクザが複雑に絡んでいた。◆もう20年以上前、当時フィリピンがアキノ大統領暗殺事件とかで揺れていた頃の作品でしたが、全く違和感なく楽しめました。面白かったです。イメージ的には企業小説・高杉良×ハードボイルド・大沢在昌÷2って感じかな(笑)◎評価です。インドネシアを舞台にした池澤夏樹の「花を運ぶ妹」もそうだったけど、東南アジアって怖いわ~(^_^;)
2012/06/22
tai65
星4.5
2009/07/08
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