仕事師たちの哀歌 プロレス小説 (集英社文庫)
仕事師たちの哀歌 プロレス小説 (集英社文庫) / 感想・レビュー
ヨーイチ
古本を収めたダンボールより発見。全く読んだ記憶無し!よって、読み終りに認定。猪木と新日本プロレスに青春を捧げた身には、只々懐かしい。知らない人には、何だ?こりゃ。当時のプロレス事情と微妙にリンクして居り、一定の年齢層以上向け、と断言してしまおう。本屋のカバーが全く知らない店。多分東京駅で買ったと思われる。二十年も経つと、仲々ミステリアスである。
2012/07/02
ソルト佐藤
終わらない?長編で有名な獏先生ですが、短編も良い。各話のキャラクタが微妙に重なっている更正も良い。強い人間だけではなく、強くなりきれないどうしようもない男たちの姿を書くのも、獏先生の筆はうまい。どの話も、哀しい。けれど、無気力なわけではない。不思議な読後感。
2015/12/27
銀丸083
プロレスを舞台にした、連作短編。夢枕獏の、格闘技小説における静の部類かな。アクションは無かったが、楽しめた。
2015/07/08
ぬきゃま
短編と思いきや連作短編。プロレスの話。話に出てきたキャラが次の主人公になる。解説はあったがあとがきはない。
2014/09/17
なるかみ憂
プロレスと関わった男たちの短編。グレート鳴海や営業本部長の村上、クラッシャー武藤。餓狼伝の華々しい大物キャラクターには似つかわしくない設定かもしれないけど、異国の地で途方にくれたり再起の希望を見出したりする並行世界もあったのかな、と。
2013/02/20
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