偽りのマリリン・モンロー (集英社文庫)
偽りのマリリン・モンロー (集英社文庫) / 感想・レビュー
いたろう
女性カメラマンの「わたし」、江木麻子が、アメリカの田舎町で、マリリン・モンローのそっくりさん女優のジェーンと過ごした、ある夏の1週間。マリリン・モンローとは、どのような存在だったのか。本名ノーマ・ジーンは、妖艶な肉体美を誇示する一方で、幼さと愚かさを装って、男性に媚びを売るモンローを演じて、必死に生きていたのか。そして、ジェーンもまた、私生活からモンローを演じて、自分をモンローだと思うに至ったのか。ジェーンの中にモンローではない、ジェーン自身を見ようとする麻子は、自分自身の内面を探っていたのかもしれない。
2024/08/28
どどこ
主人公があまり好きになれなかった。。単純に好みの問題だと思う。 でも、マリリンモンローが大好きなので割と一気に読めました。
2013/06/23
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