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幕末遊撃隊 (集英社文庫 い 8-2)

幕末遊撃隊 (集英社文庫 い 8-2)

幕末遊撃隊 (集英社文庫 い 8-2)

作家
池波正太郎
出版社
集英社
発売日
1977-11-01
ISBN
9784087500790
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幕末遊撃隊 (集英社文庫 い 8-2) / 感想・レビュー

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り こ む ん

いい男だ。本当のところは分からないけれど、モルヒネでの最期より、この終わり方のが、良いかなあ。小説ならでわの着色?。先行きが分かっているけれど、自らの命の短さ、まわりへの想いをうちに秘めて、自らの道を進んで逝く姿に惚れる。いい男だし、気持ちのいい男だ。

2016/02/26

眠る山猫屋

再読。伊庭八郎関連が読みたくなりました。多分最初に読んだ伊庭八郎。あっさり描かれているが、きっとその分、読み易く史実に忠実なのかな。伊庭八郎に最期まで付き合った板前の鎌吉も実在したのかな。『無尽』にも登場してますし。小田原で片腕を失うけれど、きっとこちらが史実なのでしょう。小稲との関係がとても心に残ります。

2017/04/09

ミナ

高校生の頃の心の恋人、伊庭八郎。何てかっこいいんだ!労咳であったと思いこんでいたけど、実は池波先生の創作でした。それを子母沢先生が慧眼ですねと仰られたというようなエピソードを知ってから読んでもかっこいい!鎌吉じゃなくても惚れ込むよという永倉新八しかりの江戸っ子男子の爽やかさ。かっこいい漢に触れたければ池波作品を読むべし!だけど、小稲もつねも女もいい女なのよなー。どこをとってみても今も変わらず素敵だった。

2020/05/10

ton

伊庭八郎についての知識ゼロでも、彼について掘り下げてしまいたくなってしまうような池波アレンジ。読むべし。終盤の鎌吉による伊庭八郎の最期語りには涙腺が緩み文字がぼやけて読めぬ…電車内で涙がこぼれ落ちないよう堪えつつなんとか読了。正に激動の人生。彼に限らず、幕末期の激しく駆け抜けて逝った数多の人生を思うと、しっかり生きねばならんなぁ、、と歴史物を読む度に思い知らされる。

2017/12/19

まさやんやで

剣豪伊庭八郎の生涯。人気のある幕末でもあまり知られてはいないが、本当に素晴らしい人物であったと思います。 旧幕府軍側から見た人物像をもっと追い求めたくなる一冊です。

2016/02/28

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