KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

蒼ざめた告発 (集英社文庫)

蒼ざめた告発 (集英社文庫)

蒼ざめた告発 (集英社文庫)

作家
夏樹静子
出版社
集英社
発売日
1978-06-20
ISBN
9784087501452
amazonで購入する

蒼ざめた告発 (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひまわり*

タイトルが好みで気になっていた1冊、やっと読めた。昔の小説は、やっぱり文章が綺麗だなぁ、というのが第一感想。短編集でそれぞれ不倫が絡み殺人事件へと発展する。物語の目線は1つ距離を置いた人物からで、少し冷静な感じがホラー感を際立たせる。(ホラー小説ではないようですが)どれもこれもそれぞれの情念にぞわっとさせられる1冊です。固定電話を使ったトリック等、携帯の携の字も出てこない時代を感じられるのも良かった。でも今も昔も男女の怨恨に関する動機はさほど変化がないのだなぁ。新鮮でした。

2021/11/07

詩界 -うたか-

#読了◆愛人となってから相手に迷惑をかけないように生きてきた。けれど、声が聞きたい。会いたい。それなのに、電話が来ない。私のことなど忘れてしまったのだろうか。愛する人。いつまでも愛していたい、あの人が…【冷ややかな情死】他◆短編集。時代を感じるミステリーですが、楽しかったです。

2020/10/13

fumikaze

短編集。表題作よりも、心中に見せかけた「冷やかな情死」、蚊取り線香を使った「二粒の火」が印象に残った。蚊取り線香の両端に点火して燃えやすい物の上に置くと火災の危険があるのか....気を付けよう。もっとも最近は蚊取り線香を使う人は少ないだろう。

2014/11/06

みったし

本屋さんでなんとなく手に取って読み始めたら、 一気に最後まで。 短編集ですが、解説にも書かれている通り、次々に読んでしまい 他のことが手につかなかったです。(笑) ゾクっとしながら読みました。

2012/04/26

じいじ

表題作を含む7編の短編集。 夏樹さんの作品は好きだが、本作も期待を裏切らない。 ★★☆

2012/08/30

感想・レビューをもっと見る