乱舞 (集英社文庫 97B)
乱舞 (集英社文庫 97B) / 感想・レビュー
背番号10@せばてん。
1990年12月3日読了。おじさんだって、たまにはこういう本を。(2023年8月22日入力)
1990/12/03
葉芹
再読。 やはり圧倒的な筆力。敬服。
2011/08/22
renren
伝統芸能の世界の裏は,素人の自分には計り知れないものがあって面白い。女の世界の情念も憎らしくなるほど書けていてすごい。主人公の内側の,悲しみの麻痺したうえの冷淡さ,刃のような冷たい炎のような感情にはただ瞠目するばかり。最後まで「家元」に拘泥し続ける身勝手な母親もラストになっては哀れか。
2009/04/12
感想・レビューをもっと見る