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第三の女 (集英社文庫)

第三の女 (集英社文庫)

第三の女 (集英社文庫)

作家
夏樹静子
出版社
集英社
発売日
1980-04-19
ISBN
9784087503180
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第三の女 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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hundredpink

夏樹静子二冊目「そして誰かいなくなった」に続き こちらも素晴らしかった。

2018/06/10

ヨーコ・オクダ

パリ郊外のホテルで出会った日本人の男女。ある男を殺したい彼とある女を殺したい彼女。特に約束したわけでもないのに、日本へ帰国後、死んで欲しかった「ある男」が殺される!?パリで心を打ち明けあった彼女に応えようと、彼は「ある女」を殺すために考え、調べ、計画し、そして実行へ…。彼女との再会を願う彼。2人の今後の人生はどうなるのか?いやぁ、何しか雰囲気がおしゃれ。社会派バリバリの夏樹センセが好みなんやけど、これもまた良し!警察が真相に辿りつくかどうかの前に、「彼」自身が驚かされる事実がポイント。巧みだわー。

2021/07/05

三平

先月亡くなられた作家夏樹静子のフランス犯罪小説大賞受賞作。 見知らぬ相手とのうたかたの愛により、交換殺人を手掛けることになる男の物語。真犯人を追う警察。停電の夜に愛を交わした相手を求める男の心。そしてたどり着いた真実は意外な姿を現す。 失礼ながら2時間サスペンスの常連の原作者というイメージしかなかったが、しっかりとしたミステリ。人間の深くて複雑な心の中に踏み込んだ結末となっている。海外で評価されたのも納得。今まで見落としていた著者の作品をもっと読みたくなった。

2016/04/21

eipero25

40年も前に書かれたのに、ワクワクしました。 携帯も防犯カメラも無い時代の犯罪小説だけどもスピード感はありました。 話し言葉が古めかしいところは否めないけれど、映像化によく合う感じで、さすがサスペンスの女王だと感心しました。

2021/10/06

mi

パリのレストランで知り合い停電の中、交換殺人の話をしたが最後は交換では無かった。次が気になりすらすら読めて面白かった。

2016/03/12

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