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狐狸庵うちあけばなし (集英社文庫 46-E)

狐狸庵うちあけばなし (集英社文庫 46-E)

狐狸庵うちあけばなし (集英社文庫 46-E)

作家
遠藤周作
出版社
集英社
発売日
1981-01-01
ISBN
9784087503876
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狐狸庵うちあけばなし (集英社文庫 46-E) / 感想・レビュー

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あづま

エッセイ集。第二部の言いたい放題は、30年以上前に書かれた社会時評にも拘らず、状況の差異はあれど、今も読んでも説得力に衰えはない。それは裏を返せば、社会や人の変化の無さでもある。せめて、もう30年後には古い話になって欲しい。

2013/07/07

きいち

50年前に女性誌に連載されていたエッセイ。女性の生き方にせよ仕事の仕方にせよ、この50年間で世の中がどれだけ<良くなっているのか>が実感できたのが意義深かった。「渋滞が起きるから横断歩道は歩道橋化して市内電車は全廃せよ」だものなあ。一方で、彼自身の経験などは古びていないのも面白い。

2012/01/27

活字@れつだん先生

Non-noの連載。面白かった。相変わらず小説との落差が素晴らしい。相変わらずいろんなことに興味があっていろんなものや人に手を出してるな。見習いたい。「客であるというただそれだけのことで、急に特権意識をふりまわす奴が多い。」後半の言いたい放題も面白かった。

2021/08/12

ワッツ

狐狸庵先生こと遠周のユーモアエッセイ。前半の「うちあけばなし」は、気楽な楽しい話にも、テレーズ・デスケルウなど遠藤文学の重要な話題が出てくる。後半の「いいたいほうだい」は対話形式の社会批評で、今更半世紀前の生活の不満について読みたくもないが、驚くべきことは、50年も経っているにも関わらず、遠周の批評が今でも殆ど通用するということである。

2017/01/03

mirunchan

non-noに掲載されていたということにビックリ! グウタラアルバイトの話がおきにいり。ユーモア小説でこすい人が出てくるけど、モデルは本人だったのかいw

2020/05/14

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