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みだれ撃ち涜書ノート (集英社文庫 79-D)

みだれ撃ち涜書ノート (集英社文庫 79-D)

みだれ撃ち涜書ノート (集英社文庫 79-D)

作家
筒井康隆
出版社
集英社
発売日
1982-06-01
ISBN
9784087505221
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みだれ撃ち涜書ノート (集英社文庫 79-D) / 感想・レビュー

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saga

【再読】昭和54年に刊行された著者の書評は146冊に及ぶ。中でも広瀬正「タイムマシンのつくり方」に20枚以上のページを割いているのは、SF作家の著者としては特筆すべきことだったのだろう。書評を読むと、読みたい本が増えるのが常なのだが、今回ばかりは40年以上前のもので、紹介されている本は更に時代を遡るものもある。読了本も数少ないがあったが、読みたい本登録は涙を呑んで差し控えた。解説は屋上屋を重ねる感が否めないし、論点には疑問が残った。

2022/09/07

メタボン

☆☆☆ ある意味筒井らしい書評集。思い入れのある本にはかなりの枚数を費やしているが、そうでもないものは、ちょっとしたパロディでお茶を濁している。残念ながら、読みたいと思わせてくれる書評は少なかった。

2022/01/14

akiu

フリースタイルな書評集。みだれ撃ちといいつつ、取捨選択を十分にしており、なおかつ、ヤバいことはあまり書いてない(著者を直接貶めるようなことはそんなに書かない。ヘンなことを言う評論家はバンバン貶す)。この辺はやはりうまくバランスをとっておられるなと思います。読みたい本はバカスカ増えました。40年前のだから、手に入らないものも多いかな…。ぼちぼち集めます。あと、広瀬正についての長文書評(というか彼の作家人生について)は読み応えたっぷりでした。多くの人に読んでほしかったんだろうなぁ本当に。

2018/10/25

u17

筒井康隆による書評集。読みたい本が一気に増えた。1970年代後半に書かれたものであるため、紹介されている本は現在入手困難なものも少なくないが、「瀆書ノート」と銘打たれている通り自由に書かれているものが多く、エッセイとしても楽しめる内容になっている。併録されている「虚構性の再発見」はとりわけ心強いことが書かれていて、勉強にもなった。読書のおともに良い一冊。

2017/08/08

shiaruvy

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