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父親 下 (集英社文庫 青 46-G)

父親 下 (集英社文庫 青 46-G)

父親 下 (集英社文庫 青 46-G)

作家
遠藤周作
出版社
集英社
発売日
1983-06-01
ISBN
9784087506310
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父親 下 (集英社文庫 青 46-G) / 感想・レビュー

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カーミン

長女純子は、不倫の発覚で家を出て一人暮らしを始めるが、不倫相手の宗は家族を棄てる決心がつかない。また父親の菊次は、社内の派閥争いや機密漏えいの責任を取り、辞職を余儀なくされる。しかし、結末は何となくハッピーエンドに結ばれ読後感は悪くない。

2015/01/25

ぷるぷる

後半の方がまだ面白い。しかし時代を感じます。娘の不倫と父親の会社での権力闘争に巻き込まれた姿。当時はきっと共感された話なんでしょう。いわゆる日常系のストーリーでどうも大衆ウケを狙った感があって鼻につきます。高度成長時代の悩み事ってなんとなく日本全体の考え方が変わっていくことに対する不安くらいなもんだったんだなと思いました。ドラマ化された時にはタイトルが「松田聖子のはじめての情事」となっていて大人になる女性の青春モノになってしまったようです。そのなってもしょうがない感じは分かります。

2017/12/30

タヌキバヤシ

父の葛藤。面白い。非常に面白い。うまくはいえないけど。超おすすめ。

2008/08/08

半べえ (やればできる子)

★★★ 旧単行本で読む 1983.11.15

宮田

自分が生まれるよりも前に出版された本。 宗の筋違いな言動にただただイライラさせられ、 菊次と一緒になって順子を諭したい衝動に駆られる作品。 この頃には既に「けじめ」を口にすることが古いとされていたにも関わらず、今でも「けじめ」を重んじる人が根強く残っていることに日本の良さを感じました。

2013/03/15

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