地獄の観光船: コラム101 (集英社文庫 187-B)
地獄の観光船: コラム101 (集英社文庫 187-B) / 感想・レビュー
瓜月(武部伸一)
1984年文庫版を購入、40年の積読ついに読了。あの頃は諸々から逃げたく、きっとこの本を手にしたのだろうな。小説家・評論家・エッセイスト小林信彦が1977年から81年まで雑誌「キネマ旬報」に連載した映画コラムをまとめたもの。小林信彦の映画の好みは、例えば「マルクス兄弟」「小林旭の日活無国籍アクション」だったりする。その小林さんが1978年のベストに選んだのがジル・クレイバーグ主演「結婚しない女」79年のベストがウッディ・アレンの「マンハッタン」。どちらも僕は公開後10年経ってからビデオで見た。納得である。
2024/07/28
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1999年2月8日
unterwelt
ちくま文庫から『コラムは踊る』と改題していて、そちらは読んでいるから実際には再読なのですが、2011年に読んだ本の内容なんて覚えてないので、初読時と同じように面白く読めました。もっともちくま文庫版は和田誠とのヒッチコックをめぐる対談や小野二郎との対談が無くなっているので、こちらの方が個人的にはオススメ。オール阪神・巨人や島田紳助の若かりし頃の写真も載ってるし。
2017/09/15
けいちゃっぷ
77年から5年くらいの映画などを扱ったコラム。
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