雑魚の棲む路地 (集英社文庫 202-A)
雑魚の棲む路地 (集英社文庫 202-A) / 感想・レビュー
はらぺこ
短編集。大阪は「人情の街」とか「お笑いの街」って言われますが、そんな事は全くといっていいほど感じられない短編集でした。
2017/12/02
リトル・リン
同作者の別作品を先に読んでいました。そちらはいわゆる人情物で、ハッピーでは無いけど最悪でもなく、ホロリとした読後感の作品でした。ところが今作品は重苦しい物が多く、読んでいて辛くなるお話すらありました。初期はこんな作風だったのですね。やっぱり自分は、ノスタルジックな雰囲気に溢れ、読後感の良い作品が好きです。
2016/06/05
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