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クリスマス・キャロル (集英社文庫 テ 6-1)

クリスマス・キャロル (集英社文庫 テ 6-1)

クリスマス・キャロル (集英社文庫 テ 6-1)

作家
チャールズ・ディケンズ
Charles Dickens
中川敏
出版社
集英社
発売日
1991-11-20
ISBN
9784087520170
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クリスマス・キャロル (集英社文庫 テ 6-1) / 感想・レビュー

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ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

私たちはどう頑張ったってすべてのひとをしあわせにすることはできない。自分のしあわせが、誰かのかなしみの上に成り立っているという可能性も、すでに知っている。 でもせめて、今日この夜は、すべてのひとがしあわせであることを祈りたい。すべてのひとがあたたかな食卓を囲み、誰かのしあわせをねがい、ほほ笑みを浮かべて明日の朝を待ち侘びますように。大切な誰かのしあわせをねがうことこそが、きっと心をあたためる。あなたにとっての今日が、良きものでありますように。Merry Christmas🎄

2019/12/24

ゆのん

もうすぐクリスマス。という訳で再読。あまりにも有名な話だがお伽話のような要素と現実的な要素が絶妙に合わさっていて長く読まれているのも納得。

2018/12/18

アルピニア

<12月に>クリスマスとは、キリスト教徒にとって「降誕祭」。神様が愛する子イエス・キリストを人々に贈った日。その喜びと感謝を胸に人々は互いに贈り物をする。冷酷で強欲なスクルージに、3つの精霊は自分を見つめ直す機会を与えた。これこそまさにクリスマスにふさわしい贈り物だったのだという気がした。児童書を読んだ時には、スクルージは、未来を見てやっと悔い改めたという印象だったが、この版では、過去を見た時点ですでに昔の自分を取り戻し、後悔している(と感じる)。根っからの悪人ではなかったのだなと思ってしまった。

2019/12/25

テツ

クリスマスイブに意地悪で守銭奴のスクルージを訪ねてくる過去、現在、未来の精霊。自らの歩んできた道を、今現在の自分を、そしてこの道を歩んだ果てに到達する場所を彼らに見せられる。冷たく冷たく生きてきた彼に温かな未来がある筈がなかった。自分を温めるために必要なのは他者への惜しみない愛。世界を温かで優しく創り変えるなんて本当は簡単なことで、その気になれば明日からでもそうできるということ。愛と再生の物語。精霊たちと出逢う前のスクルージにならないようクリスマスには読み返しています。

2019/12/25

Rosemary*

クリスマスの前の晩、ケチで意地悪なスクルージおじいさんのところに生前、共同経営者だったマーレイの亡霊ご現れました。マーレイはこれから三人の精霊が会いに来るだろうと伝えに来たのでした。スクルージおじいさんは、自分の過去、現在、未来を精霊たちに見せられて、心が解きほぐされ改心していくこととなります。とても道徳的なお話ですがこの季節に読むにはとても良いと思います。ジンワリ心温まります。

2013/12/17

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