失われた時を求めて 文庫版 全13巻完結セット (集英社文庫ヘリテージ)
失われた時を求めて 文庫版 全13巻完結セット (集英社文庫ヘリテージ) / 感想・レビュー
石井千湖
「週刊文春」5月27日号・6月7日号「名著のツボ」で紹介しました。講師は中条省平さん。途中で挫折しそうな人におすすめの読み方を伺っています。
2021/05/27
ちの
二回読了。井上先生の筑摩文庫版も二回読んだので、計4回読み通したことになりますが、残りの人生でまだ通読する事が出来るのかなぁ。個人的は、海岸で少女達と遭遇する場面や、シャルリス男爵に関するエピソード、最終巻の過去をずっと回想する辺りが好きで、そこだけ時々拾い読みしています。その後に岩波文庫や光文社文庫で出ている新訳まで手を伸ばす勇気は今の所ありませんが。読みたい気持ちはあるのですが、ともかく時間がかかるから、その期間他の読みたい本を犠牲にするのが大英断なのです。
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